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【話題】キム・カーダシアンさん「KIMONO」撤回。文化の盗用・商標登録って?

mimiです。

ここ数日、アメリカのタレント、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)さんが、自身の補正下着ブランドに「KIMONO(キモノ)」という名前を付け騒動になっていますね。

着物

私も最初こちらのニュースを知った時、「補正下着」と「着物(キモノ)」が全く結びつかず混乱しました。

どのような商品なのかはこちらからどうぞ→Instagram

「KIMONO」が商標登録されると…

今回、「KIMONO」を商標登録申請しているということもあり、さらに騒動が大きくなりました。

商標登録されてしまった場合「着物(キモノ)」という言葉自体が自由に使用できなくなる可能性があるそうです。

文化の盗用って?

なぜ「着物(キモノ)」という言葉を選んだのか…

もちろん悪意などなかったと思いますが、日本の「着物(キモノ)」は文化であり歴史のあるもの。

さまざまな人から「文化の盗用」と批判を受けてしまうのも仕方ないと思います。

文化の盗用:cultural appropriation(カルチャル・アプロプリエイション)

海外ニュースなどでよく耳にしますよね。

簡単に説明すると、許可なく文化を私物化し商売道具にすること。という感じ。

(個人的には)出来ればブランド名を変更してほしいと思ったし、商標登録なんて受け入れがたい。

着物=下着という間違ったイメージを世界の人々に植え付ける可能性もあります。

今回そう感じた人が沢山いたのかなと思います。

(#KimOhNoなんてハッシュタグまで出現)

 

個人的には、京都市長 門川大作さんの書簡がとても印象的でした。

「きもの」は、日本の豊かな自然と歴史的風土の中で、先人たちのたゆまぬ努力と研鑽によって育まれてきた日本の伝統的な民族衣装であり、暮らしの中で大切に受け継がれ、発展してきた文化です。また、職人の匠の技の結晶であり、日本人の美意識や精神性、価値観の象徴でもあります。

さらに、近年、日本人はもとより、日本を訪れる多くの外国人旅行者が、きもの姿で京都のまちを、また日本のまちを散策される光景も増えています。これは、まさしく、日本が誇る伝統文化である「きもの」が、世界の人々に愛されていることの表れであります。

そして、今、私たちは、すべての国民の皆様とともに、日本のこころや文化の象徴である「きもの文化」を、ユネスコ無形文化遺産への登録を目指す取組も進めています。

私たちは、「KIMONO」「きもの」「着物」の名称は、きものやきもの文化を愛するすべての人々共有の財産であり、私的に独占すべきものではないと考えます。

是非私たちの思いをお汲み取りいただき、ブランド名としてのご使用についてお考え直しいただきたく存じます。

キム様には,私たちの強い思いを御理解いただくためにも、「きもの」をはじめあらゆる日本の文化を守り育ててきた京都にお越しいただき、「きもの文化」の神髄に触れていただければ幸いです。

引用元:https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/cmsfiles/contents/0000254/254139/besshi.pdf

「KIMONO」からブランドの名称を変更!

さまざまな批判、意見を受け、キム・カーダシアンさんはブランドの名称の変更、商標登録を断念することに。

私はいつも人の話を聞き、学び、成長しています。今回、みなさんの様々な意見を知ることができ、感謝しています。私は良かれと思い、補正下着ブランド名を発表しました。

私のブランドや商品は、包括性や多様性を大事にし、慎重な思考の元に作られています。よって、私の補正下着は、新たなブランド名で発売します。詳細は間もなく発表します。いつも理解とサポートをありがとうございます。

Twitterにて発表がありました。考え直してくれて本当に嬉しかったです。

これからどんなブランド名になるのか気になりますね。

キム・カーダシアンさんはこれまでに、香水や化粧品などをプロデュースしていて、そのたびに大ヒットさせてきました。これからの活動にも注目が集まりそうです。

最後に

着物は人々の共有財産。

私もこれを機に日本の文化である着物をはじめ、生まれ育った日本の文化に触れる機会を増やしていきたいと思いました。

最後まで読んでくださり有難うございました。